ピッチャーの専門技術や動作解析は、なかなか難しいです。
私も投手経験がなく、結構勉強しましたが、
理論的に指導するのは難しいなと感じています。
ただ、中学野球を10年ぐらい指導して毎年好投手が
チームにはいました。好投手を作ったというよりは
肩が強く、制球力のある三振を取れる投手の土台作りを
してきた気がします。自分が指導の柱にしていたのは、
① ヒップファースト
② 並進運動
③ 遠くに投げようとする体の使い方を生かす。
①と②は、18、44メートルの距離の話を用います。
この距離は、プロ野球選手も中学生も同じ距離です。
また、良い投手は本塁とマウンドの距離が近く感じます。
お尻(特に捕手寄りの半ケツ)から本塁に平行移動するイメージで
近づくと、上半身主導ではなく下半身も使える形で
本塁に自分が移動していけるイメージです。
その形を自然に作れる練習法が
3歩ケンケン中投です。
軸足1本でなるべく遠くに3歩相手に近づきます。
相手との距離は中投なので30〜40メートルぐらいです。
この距離をライナーで伸びるボールをイメージします。
それをコツコツとキャッチボールの後に
20球ぐらい取り組みます。
力みすぎず、体重移動を使いながらできるようになると
ヒップファーストで、綺麗なフォームができます。
ぜひ、取り組んでみてください。
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