福岡県のS先生
中学野球を指導する経験の浅い私は、大学の2学年上にあたる福岡県のS先生を頼りにネットワークを広げていきました。S先生は、福岡県の原中学(全国優勝したことがある)の監督をされていました。
S先生は、福岡でレッド会という指導者仲間のまとまりを作っており、
自チームのサイン以外は情報を共有し合い、お互いのレベルアップを図るという団体を作っていました。
中学野球にもこのような選手の育成に熱い先生がいることを知りました。
それ以外にも
・グラウンド整備の行き届いた学校の運動場
・心地の良い挨拶
・保護者会のおもてなし(食事、出迎えetc)
・1つのプレーへこだわり(ストップウォッチで秒数を測り研究など)
・もちろん勝利へのこだわりもある
レッド会を構成している福岡市西地区の学校には色んなこだわりがあり、
試合の勝敗に関係なく学びの深い錬成会を経験させてもらい、自チームのお手本になりました。
宮崎県のK先生
初めて全国大会を決めた後の九州大会の準決勝で対戦した宮崎県延岡市の東海中学校。
東海中学校の監督をされていたのが、K先生でした。
好投手もいて強いチームでしたが、攻略するにはあまり難しいチームではありませんでした。
しかし、試合をしていると
・選手のひたむきな姿勢
・チームの一体感
・監督への絶対的な信頼感
日頃の指導も必ず充実しているだろうし、学校での生活も見えてくるチームと思い、
練習試合を申し込み、付き合いが始まりました。
東海中学校に行ってみるとビニルハウスのプール(水泳の松田選手の母校)があり、
野球場は少し離れた場所にありました。保護者が道具を運搬してくれました。
強いチーム、良いチームには必ず、保護者会との一体感があるものと感じました。
グラウンドについてみると河川敷にあり、ベンチ、部室、あらゆるところに手作りを感じる雰囲気。
きっちりと整頓された自転車に、グラウンドから聞こえる声に良いチームを確信しました。
話を聞くと、K先生は、自分自身は野球経験がないところから指導を始めたと聞きました。
おそらく、たくさんの事を研究し、一生懸命に生徒に向き合ったからこそできるのだと思います。
K先生とは今でも情報交換しあう仲です。
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