高校野球の指導をして12、3年。まさか軟式野球を指導すると思っていませんでした。
それまでの軟式野球のイメージは、3塁からのエンドラン。
とにかく一死三塁を作って、ボールの上を叩いて1点をもぎ取る。
そして1対0で勝つのが理想だと思っていました。
私がコーチとして就任した時の自チームもそのような野球をしていました。
監督として迎えた初めての九州大会。相手は沖縄のチームでした。
バントをすることもなく、打者は9番までフルスイングで走塁も上手い。
長打で先制点を取られ、自チームは1死3塁からエンドランで追いつくも、
長打で逆転を許し敗退しました。自分のイメージする野球とは少し違うのなと思いました。
直後の横浜予選もタイブレークで敗れ(好投手に三振をたくさん取られた)、
夏の中体連で九州大会に出場しました。その時に対戦したのが、その後全国優勝するチームでした。
この時もフルスイングの打力のあるチームで、9番打者にフェンス直撃を打たれて敗退しました。
九州大会レベルになると130kmの好投手はもちろん、スイング力も含めた打力が必要と感じました。
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